▷ 元日から地獄と天国を見た話
唐突に始まりますが、
Hey!Say!JUMP 10th Anniversary Tour 2017-2018 I/O の最終日 1/1に行われた東京ドーム公演のMCで突如勃発した『いのあり高い高い事件』について書きたい気持ちとは裏腹に某青い鳥の文字数制限の壁に阻まれ、はてブロの力を借りることにしました。
まずはこの事件に発展するまでの経緯とMCの流れを。ちなみに自分だけの記憶では自信がなかったので他の方のレポも参考にさせていただきましたm(_ _)m
事の始まりは昨年の大晦日のNHK紅白歌合戦で披露された関ジャニ∞先輩の曲中。賑やかし要員として派遣されたであろうHey!Say!JUMPは盛り上げつつ曲・演出の邪魔をしないのが暗黙のルールのはず。たしかに伊野尾さん有岡さんも、あくまで関ジャニ∞さんの後ろで盛り上げ役に徹していた。はずだった。しかしそれがヒートアップしてしまうのが男子高生コンビいのありである。
はじめは有岡さんがピョンピョンと飛び跳ねていただけだった。しかしそれを見た伊野尾さんは有岡さんがジャンプするタイミングで彼を持ち上げて『高い高い』をし始めたのだ。最初の数回は2人とも楽しそうでオタクも「2017年最後にありがてぇ」などと思ったはず。
しかし回数を重ねるごとに前進していく伊野尾さんと不安そうな表情に変わっていく有岡さん。(事件が起こったからそういう風に見えるだけかもしれない)
そしてとうとうパフォーマンス中の関ジャニ∞メンバー 渋谷すばる氏にぶつかってしまった高い高いマシーン。
ここまでがプロローグ。
そう、物語の序章に過ぎない。
なんなら放送を観たオタクからしたら良い意味での事件だった。
しかし放送の裏側、現場は緊迫していたのだ。
ここからはMCの文字起こしと共に事件を振り返ります。 ※メンバーの名前は頭文字のみ、記憶が曖昧な部分もございます。
山「大ちゃん昨日なんかあったでしょ?」
髙「え、言っていいの?笑」
薮「僕らの出番以外にも出させて頂いてね?」
有「そうなんですよ、関ジャニ∞さんのパフォーマンスにも賑やかし要員として出させて頂いて、そしたら楽しくなっちゃってジャンプしてたんですよ、したら伊野尾が!何を思ったのか僕のことを高い高いしまして」
伊「何を思ったかって、思うことは1つだよね。大ちゃんがちっちゃいから映んねぇと思って高い高いしたの」
有「最初はいっぱい映れる!と思ってたけど途中から嫌な感じがしてきて…」
薮「嫌な予感がしたんだね」
有「だんだん前で歌ってるエイトのメンバーに近付いて行って、このままじゃぶつかる!と思ったからいのちゃんに『いのちゃん!やばい!』って…」
(食い気味で)伊「嘘をつくな!!」
有「そしたら案の定すばるくんにぶつかってしまいまして…絶対謝んなきゃいけねぇと思ったけどお互い出番があって会えなくて…」
しかしそのあと無事に謝罪できた、ということを裕翔くんを巻き込んで再現して会場は笑いに包まれ、この件は無事に収束した。と誰もが思ってた。
有「あの時はほんとに伊野尾恨んだからね」
伊「2017年最後恨んだの?2018年最初は?」
有「え?(今年最初に)恨んだ人?」←天然
伊「違う違う、2017年最後は俺のこと恨んで終わったじゃん?2018年最初は俺のことどう思って始まったの?」
有「まだ何とも思ってねぇよ」
伊「え、まだあんの?わだかまり!」
有「正直まだちょっと…」
ここからお互いの弁明やら主張やらが始まった。伊野尾さんの「俺のことどう思ってるの?」に対して甘々な返答をしてくれればそこが終着点になったかも知れない… (ただの願望)
そしてここでわたしは思った。
そういえばいつだったかのコンサートのMCでも突然、伊野尾さんと髙木くんのケンカが始まったな… あれは確か山田さんの誕生日を祝うためのドッキリだった…
もしやその流れか???
いや、でも誰の誕生日……??
一番近くても1/31の薮さん…??
そんな先の人お祝いするか??
やいのやいの言い合ういのありに対し、「ケンカはやめろよー!」などとなだめるメンバー。
なぜかヒートアップするケンカ。
有「10周年ってやってきたのにこんなんじゃやってらんないよ!!」
伊「一方的に悪い悪い言われてほんとわけわかんねぇ!」
終着点が分からずセットの階段に腰を下ろすメンバー。かわいい。
そう、このあたりで誰もが気づいたのだ。
これはもしかして…!日本の伝統芸能であるダチョウ倶楽部さんのケンカ→チューの流れ!?これは間違いなくその流れだ!!新年早々そんなありがてぇものが見られるなんて…!!わたしは心の中ですでにスタンディングオベーションを始めていた。
そして対峙する2人。
緊張が走りまくる現場。
彼らはお決まりのパターン通り、なんだかんだと言い合いながら近づいていく。
そして……!!!
2人はすれ違った。
その瞬間を間近で見ていた薮氏はこう語る。
「『その刹那…』みたいになっていた」と。
期待を裏切られたショックと、
生のチューを目の当たりにしたら死んでいたかも知れない。と どこかホッとする気持ち。
そして何よりケンカが終わらないことに対する不安感。
ただの情緒がやばいオタクと化していたわたし。
しかし彼らは止まらない。
2人の要望により仲裁役として立ち上がったのは、事もあろうに八乙女光氏。
個人的にはこの3人組み合わせが大好物なもんですから歓喜しました。
しかしこの状況から考えると最悪の人選。
怒りでなのか、もうこのカオスとしか言いようがない状況になのかは分からないが涙目になる有岡さん。
伊「なんで大ちゃん泣いてんの!焦」
有「もともとうる目なんだよ!」
八「やめろやめろやめろ」
伊「大ちゃんどうしたいの?どうしてほしい?」
有「謝ってほしい」
伊「そうだね、確かに俺が…」
などと言いながらすごいスピードで有岡さんに駆け寄り、すごい勢いで抱きしめた。
大歓声に包まれる会場。
「俺が間に入った意味なんだよ!!」とひとりキレる不憫な八乙女氏。これはこれでオイシイとか思ってくれていれば良し。
そして今度こそ戦は終わった。
しかしわたしの心は晴れない。
続いていくMC中も伊野尾さんはなんとなく元気がないように見えた。
マイクを通していない会話も聞こえるような、あるいは心の中が見えるような能力がわたしにあれば……
そんなことを考えながら、始まったコンサートの後半戦は気が気じゃなかった。
しかしそんな不安を逆に見透かされたかのように訪れた 救いの瞬間。
それはアンコール曲 (たしか「冒険ライダー」)の最中だった。
メインステージのど真ん中で再び対峙する2人。
双眼鏡を握る手に力が入る。
なんと有岡さんが伊野尾さんを高い高いしようと奮闘しているではありませんか…!!
しかし 圧 倒 的 身 長 差!!!
持ち上がらないよね〜〜
でもそれがいいんだよ〜〜
神様、いのありに身長差を与えてくれて本当にありがとう Thank you for 世界中へとハグ。ハッハッ。
なんて1人だけ違う曲を歌っていたら今度は伊野尾さんが有岡さんを高い高いする、という事件の記憶を払拭してくれるほどの破壊力。
そしてなにより2人の楽しそうな笑顔。
嗚呼。あたいの負けだよ。
〜 完 〜
それからと言うもの、一連の出来事を引きずりまくったわたしは思いました。
あれがもし『やぶひか夫婦喧嘩』だったらここまでハラハラさせられなかったんだろうな〜と。なぜなら彼らには揺るぎない安定感があるしメンバー内に強火やぶひか担がいるから。 (ここ重要)
一方『いのあり兄弟喧嘩』はいのありというコンビのわずかな不安定感がもろに影響してて、その上メンバー内での対処法も確立しておらず誰が仲裁に入るべきなのか、あるいは茶々を入れるべきなのかも迷走していてファンの不安感を増幅させた。そう、始まった段階であの事件の終着点はなかったのだ、と。
ところで元日公演が円盤化するとしてMCはノーカットで収録されるのかケンカの部分はカットされるのか……
永久にあの事件が映像で残ってしまうのも嫌だけれど、もう一度表情とかを見たい気持ちもあるので、ノーカットならMCのソロアングルを検討していただきたい。
話がまとまらないですが引くほどボリューミーになってしまったので終わります。
以上。
「元日から地獄と天国を見た話」でした。
最後までお付き合いありがとうございました!